取締役CEO

竹内 太郎 Taro Takeuchi

人々の課題や悩みに寄り添ったプロダクトをつくりたい

幼少期から父親の仕事の関係でアメリカ、イギリス、スイスに合計10年転々と移り住んでいました。その後、大学生になるタイミングで日本に帰国し、慶應義塾大学に入学しました。在学中は、学業のかたわらに俳優と活動を行い、自身が主演した映画などを経験しました。しかし俳優を始めるもっと前から自分の事業を立ち上げたいという想いがあり、大学卒業と同時に俳優活動も辞めました。卒業後は、DeNAでデジタルマーケティングを経験し、その後P&Gに転職しました。

 

パンパースを担当していた時、妊婦さんとお会いすることが多く、「高齢出産・不妊治療」というワードが増えているわりに彼女たちの抱く課題に寄り添っているサービス・プロダクトは少ないことを知りました。P&Gで学んだ商品開発技法やインサイト理解を使えば、消費者にとって意味のあるものが作れるのではないかと考え、前職での経験を活かす形でnatural techを創業しました。

 

当時のサプリメント業界は、消費者をきちんと理解し、商品開発の段階から考え抜いている企業が少ないと感じていました。商品力に重きを置くというよりも、広告宣伝の巧みさを重視して販売している企業が多かったという印象です。
P&Gでは徹底的に一人の消費者と向き合い顧客が本質的に解決したいジョブを明確にして商品開発・改良をするメソッドがあります。それを適用すれば消費者にとって意味のある製品ができ、選ばれ続けるという自信がありました。

徹底的に一人の消費者と向き合う

ブランドづくりで大切にしていることは大きく2つあります。
1つ目は、消費者インサイトを理解することです。まず絶対的に、そして最も重要なのが消費者をきちんと理解し、消費者が抱える課題・不便を解決する商品であることです。弊社の場合、消費者インサイトの掘り起こし、それに紐づく便益の策定などは強みだと考えています。消費者インサイトの掘り起こしについては、一人の顧客を深堀し徹底的に理解することから、有効な策を導き出して拡大展開しています。
2つ目はブランドの世界観です。これは洗練されていれば良いというわけではなくて、消費者が求めている情緒的価値に繋がる表現ができているか、が非常に大事だと思います。競合分析をもとに、消費者が本当は求めているけど世の中にはまだない独自の世界観が発見できたらチャンスだと思います。また、各社で強みが違うので、きちんと把握した上で、自社の優位性をどのようにコミュニケーションしていくべきかを絶えず考えています。

マルチブランド戦略で
広範な市場を狙う

たまたま最初の事業がマタニティ領域だったため、葉酸サプリの会社なの?と聞かれることが多いですがそんなことはありません。
弊社のビジョンは「『あなたらしく』を自然と革新の力で」で、事業領域はビューティー、マタニティ、ライフスタイルです。来年の年明けにはビューティー領域で新商品を準備していますし、ライフスタイル領域のブランドや店舗なども検討しております。
弊社の強みである製品企画力、マーケティング力、テクノロジーの力で、これからも個性豊かなブランドを創出していきたいです。
全職種で採用を強化しているので、「伸びているD2C企業に入りたい」、ということだけにとどまらず、「自分が次の売上を作っていくんだ!」というチャレンジ精神がある方、是非ご応募をお待ちしております。

取締役CEO

竹内 太郎 Taro Takeuchi

慶應大学法学部政治学科卒業。DeNAにてE-Commerceのデジタルマーケティングを担当。その後、転職しP&Gマーケティング本部でPampers、SK-IIの国内・海外市場のブランドマーケティングを歴任。ベビーケアやビューティーのカテゴリーを担当していた経験から、独立しnatural techを創業。

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